仏壇処分は無料でできる?格安業者は大丈夫?費用と相場を完全解説

仏壇処分を無料あるいは格安で行う方法はあるのでしょうか?

一番簡単で格安な方法は、粗大ごみとして処分することです。

ですが、いくら格安だとは言ってもしっかり供養ができないのは嫌だという声もあります。

そこで今回は、仏壇処分を格安で行うためのポイントについて解説します。

仏壇処分は無料でできるの?

まず、無料で仏壇を処分する方法としては、地域の自治体が提供するサービスを利用する方法があります。一部の自治体では、特定の日に指定の場所に仏壇を出せば無料で処分してもらえるサービスがあります。自治体のゴミ収集カレンダーやウェブサイトで詳細を確認し、処分日程や持ち込み場所を把握しましょう。

仏壇処分の費用は何で決まる?

そもそも仏壇処分の費用はどのように決められるのでしょうか?

・供養を行うか

仏壇の処分を行う際に、魂抜き(閉眼供養)を行うかによって料金が変わる業者があります。

仏壇の回収・供養・処分までを一括でやっている業者もあれば、回収と処分だけを行っているため供養は別料金という場合もあります。

また、菩提寺に供養を依頼する場合もお布施などの費用がかかります。

仏壇をただ捨てるだけではなく供養も行う場合は、少し料金がかかることを理解しておきましょう。

・仏壇の大きさ

仏壇の大きさによって価格帯がわけられている業者もあります。

仏壇が大きくなればなるほど料金は高くなる業者が多いですが、サイズに関わらず一律で設定している業者もあります。

仏壇のサイズが大きいけど格安で処分したい場合は、サイズごとの料金表を出している業者を探して比較してみるのがおすすめです。

・オプションの有無

仏壇を処分する際にオプションを利用するかによっても料金は異なる場合があります。

多くの業者でオプションとして設定されているのが、位牌や仏具の処分や休日や夜間早朝の対応などです。

仏壇の処分を格安で行うには?

仏壇の処分を格安で行いたい場合のポイントを押さえておきましょう。

・比較して格安の業者を探す

仏壇の処分は菩提寺に依頼するよりも業者に依頼する方が安い場合が多々あります。

これは、菩提寺に依頼した場合、お布施を支払うため、細かい料金設定がされておらず、人によってはお渡しする金額が大きくなります。

気持ちのこもったお金なので気にしない場合は良いですが、やっぱり格安で依頼したいというときには、仏壇処分の専門業者に依頼しましょう。

仏壇処分の専門業者の場合、料金表が提示されているため、どれくらいの費用かひと目でわかります。

また、見積りの内容がわかりやすく明朗会計の業者を探すのも、費用を格安にするポイントです。

・一括で依頼できる業者を探して格安に

業者に仏壇処分を依頼する場合には、仏壇の回収・供養・処分が一括で依頼できるところを探しましょう。

すべての工程を別の業者に依頼すると、合計料金が高くなってしまう可能性があります。

また、位牌や遺影、仏具などを処分したい場合にもまとめて依頼できる業者を探すと格安で依頼できますよ。

・供養をしないという選択もナシではない

供養を行わないことで仏壇処分の費用を格安にするという手段もあります。

仏壇の供養は必ず行わなければいけないというわけではありません。

会ったこともないような遠い親戚の仏壇であったり、宗教観から仏壇を供養するという考え方がない場合もあります。

仏壇の供養については、気持ちの面も大きいため、費用面だけを考えるのであれば供養を行わないという選択ができることも覚えておきましょう。

・費用だけを見ると失敗することも

格安料金にこだわりすぎると、業者の対応が悪かった、大切な仏壇を粗雑に扱われた、ちゃんと供養してもらえたか心配、などの声もあります。

料金とサービスの質が見合っている業者を探し出せるよう、比較しましょう。

仏壇処分業者の対応などを比較する場合には、電話での見積り申し込みが有効です。

電話口でのスタッフの対応や丁寧さはメールフォームではわからない部分ですので、電話で問い合わせをしてみましょう。

また、比較サイトを参考に料金や質を比べてみるのもおすすめです。

仏壇処分業者・会社の比較サイト

お引越しや、買い替えなど様々な理由で仏壇を処分しますが、その処分にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。

正しい方法で処分したいけど、費用はできるだけ安く抑えたいですよね。

そこで以下では、仏壇処分にかかる費用と安くする方法をご紹介します。

仏壇処分の費用はどのくらい?内訳は?

そもそも、仏壇処分の費用は何を基準に決定されて、どのくらいの価格になるのでしょうか?

仏壇処分の費用は大きさベース

仏壇処分にかかる費用は、仏壇の大きさを基準に決められることが多いです。

大きければ大きいほど費用が高くなる傾向があります。

小さい仏壇であれば、費用は安くすむ場合があります。

供養をするかしないかで仏壇処分の費用がかわる

仏壇処分の費用を考えるときに、真っ先に決めておきたいのが仏壇の供養を行うか行わないかです。

毎日手をあわせた仏壇をそのまま処分するのではなく、中にこもった魂を送って供養してから処分するという人もたくさんいます。

供養する場合は、お寺に依頼したり、お坊さんを派遣してもらったりと追加の費用がかかります。

供養は行うべき?

閉眼供養(魂抜き)は必ずしも行う必要はありません。

宗教によっては、閉眼供養(魂抜き)が不要である場合もあります。

仏壇をそのまま処分してしまうのは少し気が引けるという場合や、魂を抜いて新しい仏壇に移し替えたいという場合には、供養を依頼しましょう。

仏壇処分の費用の内訳は?

仏壇処分の費用には下記が含まれていることが多いです。

  • 仏壇の運搬料
  • 供養料
  • 仏具の処分料
  • 供養証明書発行代 など

ただし、業者によっては供養はしてもらえず、供養だけをお寺などに依頼することもあります。

供養をしてから仏壇処分をしたい場合には、一括で任せられる業者を選ぶと良いでしょう。

また、業者によっては、仏具の処分や遺影の処分、遺品整理などもまとめて依頼できる場合があります。

どこまでを業者に依頼したいのかをしっかり決めておくと、見積りから完了までがスムーズです。

仏壇処分の費用を安くするには?

仏壇処分の費用を安くするには下記の注意点を覚えておきましょう。

一括で依頼できる業者を探す

できるだけ費用を安くしたい場合には、先程もお伝えしたように一括でお任せできる業者に依頼しましょう。

仏壇の運搬、供養、処分をすべて別々のところに頼むと、それだけ費用も高くなります。

希望する項目がすべてできる仏壇処分業者を選びましょう。

相見積もりは必須

仏壇処分の費用は業者によって大きく異なります。

いくつかの業者に見積りをとって、一番明瞭で安いところを選ぶようにしましょう。

見積りは無料でとることができる業者がほとんどです。

いくつかの業者の見積りの内容と、対応などを比較してみましょう。

仏壇処分でお布施はいる?

供養を行う場合、お坊さんやお寺へのお布施が必要かどうかが気になりますよね。

仏壇処分業者に依頼する場合、仏壇処分業者の請求にお布施が含まれていることがあります。

また、別途必要な場合は業者が教えてくれるでしょう。

費用面が心配でお布施の要不要が知りたい場合は、依頼する仏壇処分業者に聴いてみると良いでしょう。

高齢者や女性でも仏壇処分は依頼できる?

仏壇処分を依頼する方の中には、高齢の方や女性の一人暮らしの方もたくさんいます。

そこで問題なのが仏壇の運搬です。

大きな仏壇であったり、マンション住まいの場合、運搬して処分場まで持っていくのは難しいですよね。

仏壇処分業者を選ぶときには、運搬を任せられるか、運搬料は見積りに運搬料は含まれているかを確認しましょう。

仏壇処分の費用を安くするなら比較が大切

今回は仏壇処分の費用と、安くする方法について紹介しました。

まずは、いくつかの業者から見積りをとって費用を比較しましょう。

また大切な仏壇を預ける相手ですので、対応の速さなども見ておくと良いでしょう。